ミュージカル・ショー 『ノバ・ボサ・ノバ』-盗まれたカルナバル-
ロマンティック・ミュージカル 『めぐり会いは再び』-My only shinin' star-
~マリヴォー作「愛と偶然との戯れ」より~
東京宝塚劇場 S席 1F 10列
超!久しぶりな星組公演!です♪
星組前作の東京公演には行かなかったので、"ちえねねかなめ"のお気に入り3トップ見納めは『ハプスブルグ』『ボレロ』で最後になり・・・かなめちゃんが組替えした今の星組には、2番手はまだ決まっていないようで・・・これからも暫く役替りが続くことになるみたいですね・・・。
そ の お か げ で !
お気に入りの"ちえねね"トップコンビにとよこさんが加わった3トップな状態が見れるわけで♪
・・・ところで。
蛇足だけれど、「涼紫央 - Wikipedia」には、とよこさんが2番手になったと書かれています。
ポスターとかから見る限りそれはなさそうですが・・・これはどういうことー。
今回は宝塚で何度も公演されてきた『ノバ・ボサ・ノバ』と、「演出家・小柳奈穂子の宝塚大劇場デビュー作となります。」と紹介されている、喜劇の要素がはいったミュージカルの『めぐり会いは再び』の2作。
このところ大作モノばっかりだったので、嬉しかったー♪
いつもどおり、感想を・・・。
まずはノバボサから。
配役は4役が役替りで、今回の配役はこれ。
娘役まで役替りだなんて、2番手以降の娘役も混戦状態なんでしょうかー?
- オーロ 夢乃 聖夏
- マール 真風 涼帆
- メール夫人 紅 ゆずる
- マダムガート 毬乃 ゆい
最初から最後まで「だーっ」ときて「ぐわーっ」となって「どどどどーーっ」という感じで嵐のように過ぎ去ったというのが感想です。w
サンバ系のダンスのなかに、アフリカンダンスの要素も入ってて、兎に角凄まじい!
見ているこちらの息が切れるようなダンスでした。
今回は2回見れるので、次はもう少し冷静に見れそう・・・?
そうはいっても、勢いに押された中でもちゃんと楽しみどころは楽しみました♪
ノバボサは、ちえちゃんのダンスが見れて。
とよこさん&組長じゅんこさんのベテランコンビのやり取りが面白くて面白くて。
(そういえば、このお二人は英真エージェンシーコンビではないかー!)
そして、男役生徒さんたちの「女装」が見れて・・・(笑
ゆずるんのメール夫人のが美人!!
クラブ・バーバのシーンは、さながら「アゲ嬢」・・・凄まじい・・・。
脳内では、Gacktの「小悪魔ヘブン」がリフレインしました・・・。
そして、ボサノバの19場で一瞬私は夢をみました・・・。
とよこさんが「パレードで歌う」というシーンがあって、そこでは大階段こそないものの、とよこさんがトップだったら?を連想させてくれる、まさに"一瞬の夢"をみました。
ありがとうございました(正座
さて。後半の『めぐり会いは再び』ですが・・・。
この作品、ツボに入りました!
それはもう、完全文句ナシのストライクです!!!
ラブなストーリーも、コミカルなストーリーも、配役も、全部ツボ!!
ツンデレじゃないか!めがね萌え系じゃないか!
なんだこの乙女ゲームみたいな設定は!
と、鼻息荒く楽しみ。
コメディーなやり取りに本気で笑い転げて楽しんだあと。
じっくりパンフレットを読んでいましたら、こんなものをみつけました。
世の中には乙女産業とでもいうべきエンターテイメントのジャンルがありまして、要は女性向けのメディア商品のことなのですが・・・
(中略)
というわけで、今回の『めぐり会いは再び』-My only shinin' star-はひたすらに乙女向けを目指して作った作品です。最近世間では2.5次元と呼ばれる女性向けのアニメ、マンガ、ゲームの舞台化が盛んなのですが、本来は宝塚はその嚆矢でもありますし、その波に乗り遅れないよう、むしろその威信にかけて、古典作品のリライトをラブコメの2.5次元化というコンセプトに読み替えて演出しました。
テーマは乙女ジャンル王道の"ツンデレ対ツンデレ"。
(中略)
是非キュンキュンしながらご覧頂ければ嬉しいです。
パンフレット 「演出家に聞く」 小柳奈穂子(脚本・演出)より抜粋
この演出家さん・・・腕持ってますね・・・大分わかってますね!
王道ルートなドラント(ちえちゃん)。
王道なだけあって、普通にかっこいいですね。
主要ルートって感じです。
しかも、礼節をもった行動がしっかり出来ちゃうのに、素が出ると毒舌。
どちらのモードでも発言がまさにイケメン。
ダークなツンデレルートなマリオ(とよこさん)。
黙ってればかっこいいのにしゃべるとドS。
そのドS発言のままにオレ様的ツンデレ発言のオンパレード!
とよこさん、楽しんで演じてました・・・・?(汗)
めがね君劇作家ルートなエルモクラート(すずほ)。
めがね萌えってきっとこういうこと?と思いました。
めがね姿が美しいって凄くないですか!?きれいだったーーー!
騎士系ルートなリュシドール(ともみん)に異国の王子ルートなアジス(みやるり)。
どちらもかっこよかったり、可愛かったり。。
アジスの王子っぷりは、甘えん坊系でしたねー。
そして・・・番外編的な少年系ルートなブルギニョン(ゆずるん)!
ゆずるん、凄かった・・・・私、最近ゆずるんが赤丸急上昇中です。
ダダのこねかたから、ダメ男っぷりまですべてが可愛い。
もうどうしたらいいんでしょうか・・・・・・!!!!
ツボなキャラは男役だけではないのです。
超姫系シルヴィア(ねね)に、超天然アルビレオ(せあら)・・・凄いです。
ブリブリデレデレ本領発揮のねねパワーに一切負けない、せあら演じる天然モード(笑
す・・・凄い、とにかく凄いです・・・どこの乙女ゲームかと。
主役の二人がツンデレコンビというコメントでしたが、あれはデレデレコンビですね。
あの二人にツンはありません!!
ツンデレといったら、とよこさん演じるマリオ!
私的にはマリオがツボでした。超ツボ。やばかったです。
「バカすぎていっそ興味がでてきた・・・。」とか、「どうせまた来るんだろう?か・・・帰る必要はないじゃないか。」とか、どんだけ!どんだけ!
もー、最初から最後まで笑わせていただきました。
2回目の観劇が楽しみです♪
最後にひとつだけ・・・。
パレードのねねちゃんのお衣装。
あれって・・・「セーラームーン」ですよね・・・?
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