Home > 宝塚歌劇 > | 舞台 > 雪組『ロミオとジュリエット』 初日編

雪組『ロミオとジュリエット』 初日編

Tag: 雪組

雪組 三井住友VISAカード ミュージカル 『ロミオとジュリエット』

雪組 三井住友VISAカード ミュージカル 『ロミオとジュリエット』

東京宝塚劇場(2階 4列)

原作: ウィリアム・シェイクスピア / ジェラール・プレスギュルヴィック
潤色,演出: 小池修一郎

東京公演、初日です!
今回の公演は、けいちゃん率いる新生雪組のお披露目公演。
初日チケットが手に入るとは思っていなかったから、ホクホクです。

他日程のチケットもまだ取れていて、結果、日替わり公演も両方見れることに。
といっても、元々雪組公演を見ることが少ないわたしは組子さんたちを覚えることもなく。
今回の娘役さんも、今まで目に入ることもなかった子・・・。(ごめんなさい)
もう一人も、まだ96期で去年入団したばかりの子。
おかげで、かなり新鮮な感じです。

とはいえ!
もちろん、男役トップ3人はちゃんとわかってます!(笑

トップ就任したロミオ役の"音月桂"は、以前からひらぎが雪組のなかで1番好きな生徒さん!
色々びっくりな展開が続いた後のトップ就任だけど、組替えなくトップ就任っていうのは、塚歴の浅いわたしでも、やっぱり嬉しい~。

マキューシオ役の2番手さん"早霧せいな"は、『黎明の風』『仮面のメサイア』で見ているし。

ベンヴォーリオ役の3番手さん(でいいんだよね?)"未涼亜希"は、花組『太王四神記』から密かにお気に入りしている生徒さん♪

星組公演のロミジュリが見れなかった悔しさをここでこの3人によって癒してもらおうという魂胆は、3時間の公演でしっかり実現されることになりました。(笑
(写真に星ロミジュリのパンフが入っているのは、見れなかった悔しさが表れた結果です。)

周知のストーリはコメントする必要がない!
さらに、去年には、西本さんの 「宿命~ロミオとジュリエット」で"クラシック"なロミジュリは見たばかり。
その内容はかなり古典的だったので、今回の演出は本当に現代版として楽しめた感じ。
ロックテイストなのが、すごく良かった~!
Rock好きとしては物足りないものだけど、宝塚のRockとしては十分楽しめました。
全体的に歌い上げるシーンが多かったし、踊りのシーンもぽつぽつ入っていたのも良かった!
小池さん演出作品は、舞台上の移り変わりがリズミカルで見ていて楽しいのもポイント高いです。

特に、現代版リメイクといっても、時代的なものは殺さず、逆に生きてるにいるのがよかった・・・。
某洋画のロミオとジュリエットが私には興ざめだったのもあって、際立つものがありました。
(比べたらだめか!)

けいちゃんのロミオは、かなり若いキャピッとした感じの可愛いロミオで。
わたしのイメージの"けいちゃんらしい"ロミオで、ベンヴォーリオとのやり取りや、ジュリエットと心を通わせた後にはしゃぎ方が可愛すぎてキュン死です。

1部の前半では、ベンヴォーリオから逃げるために、SS席横に降りてくるあたりとか、結婚式をしてほしいと司祭に頼むあたりとか。
ジュリエットの乳母がロミオの気持ちを確かめにきたシーンでは、マキューシオとベンヴォーリオに「そのおばさん、お持ち帰りするのか?」と聞かれて「うん。(*'-'*)」のシーンとか。
かなり可愛いです!!!!!!!!!!!!

顔カッコイイのに、行動可愛いとかどんだけギャップあるんでしょう。
かなり萌えポイント高いです。(真顔)

ちぎちゃんのマキューシオは・・・イケメンヤンキー!(笑
キュピレット側から犬扱いされたときの犬真似とか、女の子のあしらい方が良かった~
モヒカン頭もかっこよい。
(宝塚男役の方々はなぜあんなにモヒカンウルフヘアが似合うのか・・・)

まっつさんのベンヴォーリオは、わたしの脳内設定では知識人(*'▽'*)
成績優秀な優等生キャラなくせにヤンキーみたいなマンガでよくある設定がぴったり!(笑
なにより、良い声過ぎて、しゃべっても歌ってもキュンキュンしてました。

みみジュリエットとのペアの感想は・・・「高音声ペア」でした。
正直なところ、あまり、ロミオとジュリエットという二人の関係が強くイメージに残らず・・・。
ヴェンヴォーリオやマキューシオとの友情のほうばかりが脳内に強く残ってしまいました。

もちろんその3方が気に入っていたりするというのも理由の1つだと思うのですが。
それ以前に、ジュリエットに個性がなくて・・・。
わたしには、無難なジュリエットだった感じです。(ごめんなさい)
別に歌がどうこうとか、演技がどうこうというわけではないのです。

第93期生で、周りの主要役生徒と10期ぐらい差があるせい・・・・?
でも宙組トップ娘のすみかちゃんは91期だけど、花組時代からだいぶ個性があったような・・・。

・・・え!10期!Σ(・ω・ノ)ノ
10期ってつまり、私と大学生みたいな?
10期ってつまり、10歳差・・・・!!

いくら若手が多くなった雪組とはいえ、入団したての下級生とは10期以上も違うのですな。
上級生って、やっぱりスゴイんだなぁ・・・。

男役"沙央くらま"の、まさかの乳母役の個性の強さとかは、かなり見所満載です。
まさにオカン(・д・)
さらに・・・専科の一樹千尋さんのオトコマエっぷりも止まらない!

楽しい!可愛い!素敵!と、盛り上がってきたところで最後のシーン。
これは、反則でした。
けいちゃんの迫真演技に、ちょっとウルルときました。。。

ロミジュリの中でも、フィナーレの中でも感じたのは、トップ就任したばかり(といっても半年は過ぎてる?)のに、なにこの落ち着き!ということ。
歌声も力強いし、演技も存在感も3番手の時よりでかい。
トップさんを支えていたときと比べたら、組を引っ張る今と違うのは当たり前なのかもしれないけど、でも『仮面のメサイア』の時とは全然違うので驚きました。

ごめん、私、けいちゃんのこと雪組で1番好きって言ってたけど、甘く見てた!
すごいって思っている以上にすごかった!!

そしてそして・・・。花組時代から気になっていたまっつ様。(まさかの様付けです)
今回のロミジュリで、私、陥落しました。

贔屓は、星のちえちゃん☆
生まれ変わったらなりたいのは、ゆうひさん!
どの役をやってもイイ!って思うお気に入りは、とよこさん♪
雪組で一番好きな、かわいいけいちゃん♪
なんてウキウキだっただった私ですが。
今日からはここに、良い声、イケメン、きれいなダンスのまっつ様をランクインです。
(スミマセン・・・わたしだいぶ浮かれてます。)

始終満面の笑みだったけいちゃんは、最後の初日挨拶でもけいちゃんは満面!での挨拶でした。
「2月も中旬に入るのに、寒い日々が続いていますが、皆さまの温かい拍手で身も心もポッカポカ!です!新しい暖房よりも、こたつよりも、ハロゲンヒーターよりも、心の底から温まる、熱い舞台をお届けしたいと思います。」

ハロゲンヒーターって・・・!
たとえが出る順番ごとにあったまり度が落ちる器具が出てくるのは何ででしょう(笑

その後、カーテンコールは2回。
1階席からスタオベが出たらしく、2回目のカーテンコール全席総立ちのスタオベ。
拍手がなかなか止まず、けいちゃんが戸惑っていました。

宝塚でスタオベって初めて見たんですが。
初日とか楽日ってこんな雰囲気なのでしょうか。
お披露目東京初日だから、ファン率が高くて余計そうなったのかなぁ・・・。
ファンが待ち望んだトップ就任だったのだなぁ~。
と、ファンの愛を感じながら、ひらぎは着路についたのでありました。

Comments:0

Home > 宝塚歌劇 > | 舞台 > 雪組『ロミオとジュリエット』 初日編

Return to page top