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北海道2人旅、最終日。

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2人旅最終日を迎えました!
この日は3日間で一番天候の安定した日となりました・・・
1日ずらせば良かったかもしれません(笑

昨日同様、6時に起きて露天風呂で目を覚まして朝食。
このタイミングで、美賀ちゃんの帰りたくない病はMaxに!!
それでも帰らないわけにいかないので、2人で重い腰を上げてチェックアウトを済ませました。

弁財崎

今日は網走・女満別です。
知床半島沿いに車を走らせ、まずは網走の先、能取岬へ。

途中、弁財崎と、オシンコシン滝にも立ち寄りました。
弁財崎の2つの大きな岩、右側の岩が、狸の立ち姿に見えてしょうがないです。(笑
オシンコシン滝は、大迫力の大きな滝ですが、落石のため近くに寄れず、遠巻きでしか見れませんでした。

ちょっと、ガッカリ。

涛佛湖と馬

能取岬に向かう海岸沿いの道を進むと見えてくるのが濤佛湖。

ここはラムサール条約に制定されている湖で、渡り鳥たちの飛来地。
その湖の周りの草原に、なぜか群がる馬!

なぜ、濤佛湖に馬がいるのか・・・!?知っている方、ぜひ教えてください・・・・

お世話になったFit君

快晴の空の色を全部うつしたような、ブルーのFit。
今回お世話になったレンタカーさんです。

能取岬

そうして、2時間ほどで到着した能取岬。

ひらぎがここに来るのは、今回で3回目。
以前はかに味噌ラーメンを堪能できるお土産屋さんがあったのですが・・・。
すっかり姿を消していました。残念!!!!

美賀ちゃんは連日のことですが、海をみてご乱心。
確実に、山より海に発狂傾向があるようです。

ところが、その後立ち寄った"レイクサイドパーク・のとろ"の小さなアスレチックで、さらに大はしゃぎ。

レイクサイドパーク のとろ

「乗れないぃぃぃ!」

レイクサイドパーク・のとろ

「ブランコだよ!なつかしぃぃ~♪」

レイクサイドパーク・のとろ

「ピーーーース★」

童心に返るというのは、こういうことを言うんですねぇ(笑

あー楽しかった。と、一息ついたところで、次は"オホーツク流氷館"へ。

網走の海に到達した流氷を保管・展示しているとのことで、やってきました。

オホーツク流氷館

保管されている展示室は、-15℃!!
コートも貸してもらえるのですが、案内してくれる係員の方に「すぐに1周できるので、そのままでも大丈夫ですよ♪」と可愛く薦めてくださったので、半そでにパーカーを羽織った状態で挑戦してみました。

寒い!本当に寒い!(笑
この-15℃というのは、網走の冬の外気温だそうです。
凄いですね・・・・

流氷は自由に触ることができます。
それから、入り口で濡れタオルを手渡されます。
「濡れタオルを展示室の中で振ると、棒のように凍りますよ♪ぜひ体験してみてください!」

本当に凍りました・・・(・д・)

ナメダンゴ

流氷とともにやってくる魚たちも紹介されています。
定番のクリオネももちろん可愛いのですが・・・ひらぎが気に入ったのはナメダンゴとフウセンウオ。

貝の中に隠れているのは、ナメダンゴ。
オホーツク海南部・千島列島沖に生息していて、泳ぐのがとっても下手なんだそうです!
なので、尾ビレが進化した吸盤でくっついていることのほうが多いそうです。

体は保護色で、色を変えて外的から身を守る習性を持っているらしいのですが、ここにいるコたちはみんなオレンジっぽい茶色でした。

フセンウオの赤ちゃん

こちらは、フウセンウオの赤ちゃん♪
小指の先ほどの大きさの赤ちゃんがいっぱいいました!!!

正面から見ると、なんだかスライムみたいです(笑

フウセンウオは、北オホーツク海や日本海の宗谷北部に生息していて、風船のような姿なのでこの名前になったとありました。

水深90~150mに生息していて、ナメダンゴと同様、流氷に流されないように吸盤で岩盤にくっつき、保護色で体の色を変えて外的から身を守る習性だそうです。

フウセンウオ 

こちらは大人になったフウセンウオ。
大きくなってもかわいいですねぇ~!!
手のひらに乗せておきたいぐらい小さくて可愛いです。

ナメダンゴもフウセンウオも、カジカ目 ダンゴウオ科 イボダンゴ属という同じ分類の仲間で習性もほとんど一緒らしいのですが、体の突起と成長速度に違いがあるそうです。
ナメダンゴの体に突起があることと、フウセンウオが1年で成魚になるのに対し、ナメダンゴは2年かけて成長することが大きな違いだそうです。

大自然って不思議ですねぇ。
まだまだ地球上のいろんな場所に、見たことも無いイキモノがいるんだろうなぁ・・・

流氷ソフトクリーム

流氷会館のあとは、食事どころを求めて"道の駅 流氷街道網走"へ。

ここで、美味しいラーメン屋さんを教えてもらったのですが、網走は基本ラーメン屋はあまり栄えていないのだそうです。
そんなわけで、「現地の人がおいしいと思うラーメン屋さん」を紹介してもらうことにしました。

この道の駅では、「流氷ソフトクリーム」が売られていました。
青いソフトクリームは、ソーダ味。
おいしかったです♪

ちょうど道の駅の近くに見えた「流氷硝子館」が気になったので寄り道。
ここで、オリジナルストラップ作りを体験してきました。

だるまやの黒とんこつラーメン

行ったラーメン屋さんは、「ラーメンだるまや 網走店」。

ひらぎは黒とんこつ。美賀ちゃんはドロを注文。
黒とんこつはとんこつの濃厚な雰囲気はあるものの、後味はさっぱり。
ドロは、サラッとした味で、どちらもとっても美味しかったです!

その後、飛行機の時間も考えて途中の道で気になる場所に寄り道しながら女満別空港へ。

メルヘンの丘

ちょうど網走から女満別への道にあるのが、"メルヘンの丘"。

なぜ、”メルヘンの丘”なのかは、わかりませんが、撮影でも使われている場所なのだそうです。
ジャガイモが収穫されていてちょっと残念。
ジャガイモの花が咲く頃ならもっときれいだったかもしれませんねぇ~。

無事女満別空港に到着。
東京へのフライト中は、ひらぎは地上の夜景に没頭し、美賀ちゃんは爆酔。
3日間大はしゃぎして、興奮さめやらぬひらぎと、疲労が睡魔に変わった美賀ちゃんといったところでしょうか。

今回の旅は、旅行代理店のフリープランを活用しました。
融通の利かないところはあるけれど、予算・コースの希望はほとんど実現することができました。
行かなければわからなかったことも沢山わかりました。

きっと、次はもっと濃厚で余裕のある旅ができるはず!
1年に1回は知床!という約束を固めて、現実の仕事に戻っていく2人なのでした・・・。

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