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北海道2人旅。:2日目

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ホテル知床のキーホルダー

このお宿、とまった建物のシンボルが熊さんでした。
ほかにシャチなんかもあるそうです。

そのシンボルに合わせてか、お部屋の鍵には熊さんの木彫りが!
凄くかわいかったです~(*'▽'*)

これ、売ってたらいいのになぁ。

さて、北海道旅行2日目です。
6:00起床とともに、2人連れ立って露天風呂へ!
朝風呂は目も覚めるし気持ちがいいですね~♪(実生活でも朝風呂派です)

午前中は、知床半島周辺観光船で海から知床を観光する予定だったのですが~・・・。
なんと、朝イチで強風(7m)による高波で、その日の船は全便欠航が決定!

楽しみにしていただけにガッカリです。
3日の朝にリベンジできるかとホテルの従業員さんに相談してみたのですが、予報とこの様子だと明日も無理だろうと丁寧に断言されてしまいました。

落ち込んでもいられないので、朝のバイキングで今日一日のプランを練り直し!
とりあえず、午後に回る予定だったものをすべて繰り上げてあとは適当に。という、計画的なようでいてまったく無計画のプランに決定しました。(笑

ところがこのプランが大成功。
朝から夜まで、絶叫・大興奮の連続でした。

プユニ岬からみる知床の山々

ウトロを出発して、知床半島を横断道路へ。 
早速見えてくる海と山の景色に、既にテンションはMaxでしたが、最初の名所"プユニ岬"では、卒倒するかと思いました。

みてください!この360度の大絶景!(写真クリックで拡大できます)

プユニ岬

プユニとは、アイヌ語で「穴のあるところ」という意味という看板がありましたが、何の穴のことなんでしょうねぇ・・・熊が冬眠している穴かしら。

「風が強いので、天気がいいから景色は最高ですよ」というホテルの従業員さんのその言葉通りの青々とした海です!

山側は、風が当たるせいで山の先に近くなるほど雲が発達していたけれど、その雲が猛スピードで動く風景ですら、地球の迫力を感じさせる代物でした。

ウトロ側知床半島の舗装道路最北端を目指して横道に入って、知床五湖へ。
知床五湖を散策できるルートができているので、歩いてみることにしました。

知床五湖トレッキング中に遭遇したエゾシカ

散策路の途中、目と鼻の先に野生のエゾシカが!
すっかり座り込んで、そのあたりの草をハムハムしています。
人間に慣れきっているのか、耳で位置関係を確認するだけで見向きもせず食事に勤しんでいます。

知床五湖トレッキング中

散策路は、舗装されているとはいいきれない簡単なトレッキングコース。
時にはこんな道も。

知床五湖トレッキング中

舗装されているといっても、足場が確保される程度の完全なアウトドアルートです。
森の中をてくてくてくてく歩いていくと、次々に知床五湖にたどり着きます。

知床五湖 - 二湖

こちらも、大絶景!
複数の写真を合成したパノラマですが、楽しんでいただけるでしょうか・・・。

5湖それぞれ個性があって、風景もちがって、とても面白かったです。
なにより自然のマイナスイオンを一身に浴びる感覚がなんともいえません~!

エゾシカ

知床五湖を2時間ほどかけてゆっくりまわった後は、再び知床横断道路へ。
いたるところで、エゾシカさんが食事をしています。

知床峠は雲と強風で風景はほとんど見えず・・・・。
ところが、知床峠を超えてから羅臼側へ降りていく道は、あまりの絶景に叫ばずにはいられませんでした~!!!!!

山を越えたとたん雲が蒸発していき、手前の山々は曇りで遠くの山々には太陽の日差しが差し込む不思議な風景。
さらにその山々のふもとには街と海と島!
(ところがコレは後半のほうがもっと絶叫風景でした・・・!)

その後、"道の駅 知床らうす"の舟木商店さんで海産物のお土産を購入。
我が家用・・・両親にはカニ、自分にはホッケを(笑

食べ物をみておなかがすいてきたところで、観光案内で教えてもらった"松尾ジンギスカン"さんへ。

松尾ジンギスカン

以前親戚の家で食べたジンギスカンの美味しさは、いまでもわすれないのですが、"松尾ジンギスカン"さんのジンギスカンも美味しかったです~!

ジンギスカン用の鉄板で自分で焼いて食べるのは初めて・・・。
店員さんが見かねたのか、焼き方を教えてくれました。(笑

おなかがいっぱいになった後は、羅臼川の知床半島(車でいける)最北端の相泊までドライブ。

いったい何を感じたのか、美賀ちゃんは海の向こうに見える国後島に魅せら・・・。
海から国後島が見えている間、始終思い出したように「国後島~!いつか絶対あの島に行くんだぁぁぁ!」と、熱い叫びをあげていました。

・・・・どうしちゃったのかしら・・・(笑

羅臼 - 相泊

相泊は、特になにがあったわけでもないんですが、広い海と、遠くの国後島が大パノラマ!
これだけ広い海を見せ付けられると、たしかに叫びたくなるかもしれません。(笑

でも、ひらぎが叫びたくなるのは、どうやら海より山だったようで・・・・。
来た道を戻り、知床横断道路に入り、知床峠に差し掛かると!

羅臼岳

行きの時とはうってかわって、雲ひとつない快晴の峠!

相変わらず強風さ吹き荒れて、半そで・短パンの人が「寒すぎるぅぅぅ!!」と叫び、女性は風にあおられてよろめく状況でしたが、見える景色は大絶景でした。

先ほど国後島への思いを高らかに叫んでいた美賀ちゃんに入れ替わり、ここからはひらぎの絶叫タイムに・・・。

知床峠から見える羅臼と国後島

風の強さにも「すごーーい風強いーーーー!!」と喜び、写真を撮ろうにも風でブレブレ・・・・
隣では美賀ちゃんが強風に飛ばされそうに。

本当に感動して声をあげたのは、この後でした。

目の前を、ツバメが何匹も通り過ぎていったのです。
しかも、2匹や5匹ではなく、何10匹という大群!

羅臼側から、風上のウトロ側に向かって峠越えをしているようでした。
人がなびくほどの強風に立ち向かっていくので、普段、一瞬のうちに目の前を横切っていくツバメが、この峠ではまるでスズメのようなスピード。

地元には季節がめぐるとツバメたちがどこからともなくやってきて、巣をつくって子供を育てて・・・飛ぶ練習を始めたなぁ・・・なんて思っているうちに、気が付いたらいなくなってしまうけれど、こうやって海や山を渡って行くんですね。

その後、ウトロ方面に車を走らせ山を降りていく途中でも、峠越えを終えたツバメたちと並走することが何度かあり・・・・なんだか嬉しくなりました。

そして、ちょうど山を降りてきてプユニ岬に差し掛かる頃、日没を迎えました。

プユニ岬から日没を見る。

ウトロには、何箇所かこの日の入りを見る名所があるようです。
プユニ岬もその1つだったのか、日没の時間になると、沢山の観光客が集まっていました。

その後、夜のオシンコシン滝に向かったのですが・・・
夜の滝に大喜びする美賀ちゃんと、その後ろで、滝に一歩も近寄らないひらぎ。(笑

暗闇の中に浮かぶ白い滝は、何とも言えない自然の威圧感・・・重圧感!を感じて、とてもではないけれど、近寄る気になれませんでした。

その後、ホテルで夕食を済ませて。
もう一度プユニ岬に向かって星空を見ようと試みたのですが、あっという間に広がった雲に阻まれてしまいました。

残念。

宿でももちろん遊びます。

2日目の夜も、まだまだ元気です。(笑

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