- 2010年9月 7日 13:01
- 旅行日記
AM3:30起床。
身支度を済ませてAM4:30に家を出て、車を出して高校からの友人、美賀ちゃんをお迎えに。
ちょうど日の出の時間を迎えていて、空にはほっそい眉月と朝焼け。
いつも、仕事に熱中して窓の向こうが明るくなってくるのに気づいて大慌てで寝るけれど、カーテンのむこうではいつもこういう風景が広がっていたんですねぇ。
今度から、失敗したと思っても静かに窓の外をのぞいてみようかな?なんて思いました。
美賀ちゃんをお迎えした後は、また車を戻して地元駅へ。
そこから電車で向かったのは、羽田空港です。
荷物を預けたときにスーツケースにつけていたキーホルダーを外すよう言われて、手荷物でも持っていけるといわれたので手荷物バッグに付け替えておいたのですが。
手荷物検査をに見事に引っかかり、機内に持ち込めず預かり対応もできないといわれ、挙句は「破棄か着払いで郵送してください」といわれました。
ぬいぐるみのキーホルダーなのに、何がいけないのか。
問うたところで係員数人で相談してハギレのよい答えが返ってこない始末。
挙句、男性係員が私たちの間に入り込むように何度も密着してきて、少々ムッとする場面も。
手荷物で持ち込めると言われたからそのまま持ち込みましたが、こんなことになるのなら、はじめからスーツケースに押し込んでおくべきでした。
大失敗です。
出発のタイミングから、不愉快なことがありましたが、これぐらいでめげるわけがありません。
なんてったって、もう何ヶ月も前から計画していた旅行です!
ウキウキで乗り込んだ飛行機は離陸待ちで少し時間がかかりましたが羽田ならいつものこと。
関東を抜けるあたりまではかなり安定した空模様でした。
飛行機の向かう先は、たんちょう釧路空港。
北海道2泊3日の旅がスタートしました!
関東を抜けたあたりから、気流が不安定になり、ほぼ1時間ほど不安定な気流に内臓を揺さぶられ、すっかり乗り物酔い状態になってしまった美賀ちゃん。
乗り物酔いとはまったく縁のないひらぎですが、あと30分同じ状態が続けば危なかったです。
さながら、"スパルタ風味の厄落とし"。
かなり、体の奥深くまで揺さぶられていたので、それをポジティブに捉えるにはどう例えべきか?とつまらないことを考えていたのですが、思いついたのがコレでした。(笑
飛行機を降りて、レンタカーに乗り換えて早速向かったのは、阿寒。
ひらぎが大好きな場所「オンネトー」を目指して1時間半。
途中、時々雨が降ったり、晴れたりと不安定な空だったのでもしやと思ったのですが、案の定霧の湖になっていました・・・。
北海道発上陸の美賀ちゃんにも、ここは絶対気に入ってもらえる場所だと確信していたので、かなり残念でした。
気を取り直して、第2のお気に入り「アイヌコタン」へ。
阿寒方面に来て、ここにいかないなんて考えられません。
おみやげ物屋さんが立ち並ぶここでは、木彫り品ばかりが並んでいるのですが、それがなかなかかわいらしいものばかり!
ここにくると必ず買うお土産や、一目ぼれしたアイテムなどを早速お買い上げしました。
特に面白かったのは「熊の家」さん。
雑貨も可愛いものが多かったのですが、地下にあるプライベートなアイヌ民族資料館は、匠の技と言っても過言ではないほどの細かな技術で作られたリアルな木彫りや装飾品、写真が沢山!
ここは絶対楽しめるはずなので、是非皆さんにも見ていただきたい・・・。
飛行機での体調不良もすっかり自然のきれいさに癒されたところで、「ポロンノ」で鹿肉の丼ご飯の『ユック丼』を食べました。
臭みもなく、やわらかくて美味しいお肉でした・・・・(*'▽'*)
以前アイヌコタンに来たときは、このお店の隣でホワイトラーメン(バターと牛乳だったかな)を食べたのですが、こちらもかなりお勧めします。
ただ、胃もたれしやすいかもしれません!(汗
その後は、摩周湖あたりに足を伸ばす予定だったのですが、オンネトーが霧に包まれているようでは摩周湖も期待できそうにもなく・・・・。
とりあえず移動するかと外に出てみれば、遠くの山が見えるようになるほど青く晴れ渡った空!
これはもしかして・・・・!?と、この後の予定をすべて取りやめて、9割運頼みの状態で再びオンネトーへ向かうことにしました。
結果は・・・・大成功!
午後の日になって、紅葉もはじまりかけている木々がさらにオレンジになってきていますが、青々とした空と、緑の澄み渡った湖を見ることができました。
湖の向こうに見えるのは、雄阿寒岳と雌阿寒岳。
オンネトーとは、アイヌ語で「年老いた沼」とか「大きな沼」といった意味があるのだそうです。
酸性の湖なので、魚はすんでいないのですが、蝦夷サンショウウオとザリガニがいるそうです。
今のところ、カモさんいがいのイキモノを見たことはありません。(笑
すっかり夕方に近くなってしまったので、その後はひたすら宿へ向かって車移動。
途中、雷雲に遭遇して沢山雨が降ったのですが、途中で大きな虹を見ることができました!
地平線の上に、端からはじまでしっかり浮かび上がる虹!
部分的に見える虹はよく見ますが、こんなハッキリした虹は、はじめてみました。
旅行で悪天候にあうことはめったにないのですが、こんなサプライズがあるなら時には不安定な天候も嬉しいものですねぇ~。
阿寒から、宿のあるウトロまで3時間ほど。
翌日には今回の旅行の最大のイベントである知床半島観光が待っています。
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