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キリンニューイヤーコンサート2009

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キリンニューイヤーコンサート2009

東京交響楽団 特別演奏会 キリンニューイヤーコンサート2009
渋谷Bunkamura オーチャードホール(1階20列)

ついに!念願かなって待望のコンサートに行くことができました。

クラシックコンサートは、実はどんな歌手のライブよりも好き。(笑
なのに、なかなか思い切ってチケットを取ることができなかったんだけど・・・どうしても行きたい!と思える人のコンサートがあったので、思い切ってチケットを入手。
始まる前からドキドキワクワクソワソワで、かなり落ち着きのない子でした。。。

今年初めてのコンサートは、渋谷にあるbunkamuraで開かれた"キリンニューイヤーコンサート"!
キリンホールディングス(株)が芸術文化支援活動の一環として主催ているイベントで、今回で25回目になるのだそうです!!

コンサートは昼の部と夜の部の2部構成。
ひらぎは昼の部に行ってきました。

ローマの謝肉祭、ローマの祭りに加え、昼の部は、ヴァイオリニスト・アナスタシアとのヴァイオリン協奏曲が、夜の部はアコーディオン奏者・cobaとのセッションがプラスされたコンサートプログラムでした。

指揮は、ひらぎのお目当てであるマエストラ・西本智実!!!
ちょうど1年前、2008年の年明け直後にテレビで流れていた西本さんのコンサートに一目惚れして、その1年後のニューイヤーコンサートでカメラを通さない姿を見れたのは本当に嬉しい!

演奏は、東京交響楽団で、コンサートの司会者は中井美穂。
中井さんは、宝塚のインタビュー番組も持っているし・・・
いろんな芸能文化に幅広くてすごいですねぇ。
しかも、コンサート中の中井さんからアナスタシアと西本さんへのインタビュータイムでは、アナスタシアへ英語でインタビューして会場のリスナーへ説明してくれるほどで。
こういうのを多芸多才というのだなぁと関心してしまいました。

コンサートのメインとなる演奏は、本当に素晴らしかったです。
前が通路になっている席だったので完全にリラックスしてコンサートに聴き入ることができました。

前半は、ローマの謝肉祭と、ヴァイオリン協奏曲。

ローマの謝肉祭は、出だしがすごく印象的で、華やかな演奏でした。
完全に蛇足ですが、「のだめカンタービレ」のお話の中で千秋がプラティニ国際指揮者コンクールの1次予選曲で挑んだ曲です。(笑

ヴァイオリン協奏曲は、アナスタシアのイメージにピッタリだけどちょっとしたギャップ(良い意味で)を感じさせてくれる演奏でした。
実はヴァイオリンがソロで鳴らす高音の音が少々苦手だったのですが、やはりそこはプロというか・・・綺麗な音色でウットリしてしまいましたぁ。。。

休憩を挟んで、ローマの祭り、そしてアンコールの雷鳴と電光。

ローマの祭りは、打楽器が大活躍というか、とにかくせわしなく動いていてそこばかり心を持っていかれてしまったけど、すごく楽しくて、でもドキドキしてソワソワして、お祭りを感じさせる楽しい曲。

一生懸命拍手をしてアンコールをせがんで聴けたのが、「雷鳴と電光」。
この曲は、ニューイヤーコンサートでしばしば演奏される、どこかで暗黙のなかにある"お決まりの曲"なのだそうです。

全体を通して、オケに見入ることもあったけれど、やっぱり一番見入ってしまったのは西本さんの指揮姿。
黒の刺繍入りの燕尾姿と、飾らない姿勢が本当にかっこよくて、それに加えてまるで踊っているかのような優雅な動きなのに的確でわかりやすい指示。
TVで見ていても本当に素敵だったけれど、やっぱり生で見て聴くのが良かった~♪

中井さんのインタビューにも、ハッキリ言ってエンターテイメント性のかけらもないありのままのコメントで思わず笑いが漏れてしまうほどでした。

ところで・・・・素人耳なのであまり大きなことは言えませんが、オーチャードホールって音響があまりよくない印象を受けました。
音の反響が良くないというか・・・音が小さい気がして、本来持っているはずのオケの迫力が半減されていた感触を受けたのです。
演奏はかなり素敵だったのに!!

今、これを書きながら、ネットではどんな意見が流れているのかと思って調べてみたのですが、見事に「音響の悪い総合ホール」として評価されていました・・・やっぱりかぁ・・・そこは残念ポイントです。

次回の西本さんのコンサートは、今チケットが取れているのは5月のコンサート・・・。
今度は今回よりも近い席が取れたので、今から楽しみ!!(〃ω〃)

東京交響楽団 特別演奏会 キリンニューイヤーコンサート2009

キリンホールディングス_芸術文化支援活動_キリンニューイヤーコンサート

▼出演

  • 西本智実(指揮)
  • アナスタシア(ヴァイオリン)
  • 東京交響楽団
  • 中井美穂(司会)

▼プログラム

  1. ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」序曲
    Louis Hector Berlioz : Ouverture "Le carnaval romain" op.9
  2. メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
    Ludwig Felix Mendelssohn Bartholdy : Violinkonzert e-moll op.64
  3. レスピーギ:交響詩「ローマの祭」
    Ottorino Respighi : Roman Festivals, p.157
  4. ヨハン・シュトラウス2世:「雷鳴と電光」(アンコール)
    Johann Strauss II : Unter Donner und Blitz: Polka, op.324

Comments:2

ヒトリグミ 2009年1月19日 09:17
クラシックコンサートなんていいですね~♪ ワタシも吹奏楽部出身なもので、 クラシックは大好きなんです♪ ただ、全然詳しくないので、ブログでは一切語りませんが(笑) (正直、疲れているときに聴くと寝ちゃうしw) 指揮者の後姿には惚れ惚れするものがありますよね! もちろん、個人の好みもありますが。 西本さん、残念ながら知りませんでした。 今度機会があれば、是非その後ろ姿を見てみたいものです♪ どんな指揮をされるのか、興味ありです! 指揮、と言えば、吹奏楽部の時代には よく指揮棒を投げられました(笑) 合奏練習中の先生が、それはもう怖くって!!! 間違うと、突然指揮を止めて、指揮棒が飛んでくるんですよ(笑) 今の時代なら、きっと問題になるんでしょうけど。 いや~懐かしい♪ 5月のコンサートも楽しみですね~ また是非報告を♪ 今ワタシが、是非とも行きたいクラシックなら、 間違いなく「フジ子・ヘミング」さんのピアノですね。 彼女のピアノ、全然音が違いますもん♪
ひらぎ 2009年1月22日 00:02
*ヒトリグミさん* ヒトリグミさんは吹奏楽部だったんですかー! ひらぎは、幼稚園に入る前から高校までの間、ピアノを習ってました。 でもやっぱり、詳しくないです(笑 プレイヤーなら詳しくないとって思うんですが リスナー側は詳しく知った上で聴くのもアリだし感覚で楽しむのもアリだと思います♪ 指揮者の指揮姿は、それこそ個性が発揮されていて それぞれ個性の出るところだと思うのですが、 西本さんの指揮は本当に素敵だったので是非一度ごらんになってください! Youtubeにもいっぱいありますから!(笑 西本さんは、指揮棒は伝われば菜箸でもいいと思っているそうです。 ヒトリグミさんの先生とは全く違う見解ですね!(〃ω〃) ひらぎもフジコヘミングのコンサートは行ってみたいって思ってます! でも、なかなか思い切れなくて。 なんでも、気分や体調などで、演奏にムラがあるそうなのです!! でも、彼女のリストは生演奏で聴いてみたいです~

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