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MC FLEKTOGON 35/2.4

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FLEKTOGON 35mm/F2.4

MC FLEKTOGON 35/2.4のレストア(レンズ解体に挑戦)に伴い、解体記録!!デス。

1.解体につかった工具

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解体工具は、基本マイナスドライバー(サイズが数種類合ったほうが幸せ)。
あと、カニ目があると良いらしいですが、ひらぎは、カニ目ペンチを持っていないので、ビーズで使っているステンレス製のピンセットで代用しました。
傷が付くのが気になるひとは避けたほうがいいですが。
私はあまり気になりません~。

2.ねじをはずす。

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マウント側にあるネジのなかでも、一番大きなネジを3本はずします~。

小さいネジたちをはずすと、絞りリングなどもそれぞれバラバラになるんだけれど
これをやってしまうと、「クリックボール」(リングを回したときにカチカチなる部品)が外れます。
ボールをなくすと、カチカチとならなくなって、非常にガッカリしていろんな意味でやる気をそがれることになるので用がないなら開けない方向で!

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ネジをハズして、部品たちをはずすと、こんなかんじに。
レンズユニットがお目見えです。

3.レンズユニットを取り出す

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レンズユニットを取り外すためのネジはこれ。
全部で3つあるので、それぞれをはずします・・・。

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ネジをはずすと、中のユニット部分を取り出すことができるのです。
そんなわけで、静かに静かに引き出して、全部で3つのパーツに分けることができました。
魚の3枚おろしみたいです(阿呆

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レンズユニットは、一箇所はそのままペットボトルのふたを開ける要領で
クルクルまわしてあけることができます。
キュルキュルと音がするけど、頑張って緩めていくと、こんな感じで二つに分かれます。
左は、後ろ玉と絞り羽ユニット。右は前玉二枚の部分です。

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次は絞りユニットから後ろ玉をはずすんですが・・・。
何度も言いますが、ひらぎはピンセットでこなしてしまったのだけど、引っかき傷ができちゃったりもするので、ちゃんとしたカニ目があったほうがいいとおもいます。
内側、外側二箇所ありますが、あけるのは外側だけでOKです。
ちょっと緩まれば、手でクルクルと回してはずせるはず。

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これで絞りユニットだけが残ります。
レンズが付いてないので気楽になるけど、バネがついているし、
羽もなかなか繊細につけられているので、気を抜かずに丁寧に扱わなきゃだめっぽいデス。
そしてなにより、部品がプラスチック!!!
これがなんとも言えず恐ろしいと思うのはひらぎだけですかねぇ・・・。

レンズの清掃ならば、このあたりで大体こなせます。
それぞれのユニットをもうちょっと分解するだけで、レンズが単体で登場します~。
光軸のズレとかが気になるのであれば、ここで止めることをお勧めします。

4.絞りユニットを解体する

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やっと、絞りユニットがお目見えです。

外からみるとこういう感じで、羽がすぐそばにあるのがわかります。
でも、部分的にしか見えないので、反対側から・・・。

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中から見るとこう。
羽は遠いけれど、羽を動かすシステム(というべきか?)が観察できるのはこっちですね。

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羽を一枚一枚清掃したいときは、まず、中にあるプラスチックをはずします。
これは、ピンセットとか、ドライバーとかでひっかけて持ち上げたのですけど
もっと安心で簡単な方法があるなら是非教えていただきたいと・・・。

このとき、バネをはずしておくと良いです。
(戻すの結構大変なので、どこについてるのかちゃんと観察してください)
じゃないと、部品をはずしていく途中で、バネを伸ばしてしまうので。。。

このアタリのパーツをはずし始めると、絞り羽が崩れ始めるので、気をつけないと。
一枚一枚羽を組みなおす気合が入っていないヒトは、触っちゃダメですよ。
見事にバラバラ・・・と音をたてて崩れたので。
羽を押さえている部品が減ることで、安定感もどんどん減るようです。

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プラスチックのパーツをはずしたら、今度はリング状ではまっているパーツをはずします。
これも、ピンセットでやっちゃいましたが、カニ目を使うべきところだと。。。
最後まで、ネジ式ではまってるので、ひたすらクルクルまわして取り出します。

その後、絞りをコントロールするパーツ(L字になってるプラスチックの)をはずすために
内側の小さなネジを二つはずして、リングを取り出して終わりです。

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ここから、レストアに必死で写真撮り忘れちゃった!!!
残ったパーツ(絞りを決める、プラスチック製の部品)を同じように取り出せば、解体完了です。
ここまでくれば、あとはバラバラになった羽が取り出せるようになる・・・んだけど、

羽の構造はしっかり観察すれば、わかるはず。かなりシンプルです。
二つの羽を押さえているリングにそれぞれ付いている"穴"や"くぼみ"に、羽についている出っ張りをはめていくだけで良いです。
但し、このリングを付け直すのはかなり繊細な作業になります。
羽は、全ての羽が根元を隣の羽の上におき、羽先(細いほう)を次の羽の根元に置くようにします。

構造さえわかってしまえば、それほど苦戦することなく作業できると思いますよ。
ちょっと引っ掛けただけで全てが台無しになるので集中力で、短時間で勝負するのをお勧めします。

Comments:2

ヒトリグミ 2008年3月 6日 21:29
ひょえ~(>_<) 見事にバラしましたね~・・・(^^ゞ ひらぎさん、もしかして、子供の頃から 機械とか見ると、バラしたくなる子でした? どうなってるのか気になる~みたいな(笑) レンズ、元に戻すが大変でしたでしょ? ホコリが途中で入っちゃったら、台無し! ですもんね~・・・いや~すごい!!!
ひらぎ 2008年3月 8日 00:34
*ヒトリグミさん* こんばんは♪ はいー、頑張りました!! ひらぎは~・・・どうでしょうね・・・。 理系進学、理工学部卒業なので、 機械系についてはけっこう興味があるのは事実です。 バラしたくなる・・・とはちょっと違いましたが(笑 レンズは、それほど大変だとは感じませんでした。 そこまで気にせずにやってしまっていたので・・・ といっても、当然、ホコリの混入を避けるための手段は色々とやりましたが。 きっと、本当に注意深くやられる方が見たら、 「とんでもない!」とお叱りを受ける可能性は大です。。。 (>ω<)

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