- 2007年7月 8日 00:16
- 旅行日記
この日のことは、たぶん一生忘れないと思う。
朝、祖父の家に寄ってから、阿寒へ向かった。
目的地は、ひらぎのリクエストで、阿寒湖!・・・ではなくて、アイヌコタン。
音更帯広ICから足寄ICまで走り、そこから下道を走って阿寒へ。
何がっていう理由はないんだけれど、なぜか猛烈に行きたかったから。
もともと、お気に入りの場所だからというのもある!
途中でオンネトーに寄った。
ここはいつ来てもすごい!(北海道ですごくないところがそもそもないのだけど)
今度来たときは、オンネトーの周りのハイキングコースを歩いてみたいな。
キレイな水色のオンネトー
コタンとは「住居」みたいな意味。 村。みたいな。
アイヌコタンって、「人間の村」って感じの意味ってことだね。
アイヌコタンのお店で見つけたイナンクル(幸せ)オブジェを、両親にプレゼントした。
一本の木からつくられた、繋がったアイヌの夫婦。
「木」=「気」という意味で、「キモチが繋がっている」「心は一つ」というような意味があるオブジェらしい。
それぞれの背中に両親の名前と、日付を彫ってもらった。
アイヌコタンの町並み。
一通り買い物を済ませた後は、アイヌコタンで昼食のホワイトラーメン(塩ラーメンに牛乳とバターをいれたもの)を食べた。
美味しかったけど、コッテリさがあとに胃にきた・・・。
天気がなかなか好調なので、足を伸ばして摩周湖まで行くことにした。
母上も父上も、晴天の青空の下の摩周湖を見たことがあるらしいのだけど、ひらぎは霧の摩周湖の名の通り、今まで晴れた摩周湖は一度も見たことがなかった。
風景を見ることばっかりでまともな写真は1枚もなくへこむオチ。
今回は、途中天候が悪化するかと思うときもあったけれど、霧のない摩周湖を見ることができて、本当に本当に本当に嬉しかった~!!!
青空はなかったけれど、摩周湖の水すら見たことがなかったひらぎには大満足な結果。
初めて来た裕輔が、初回にして霧のない摩周湖を見たことを、うらやましいと思う気持ちは、決してひらぎの心が狭いからではないと思いたい。
祖母はひらぎの嫁の行き先を心配しているけれど、晴れた摩周湖を見ると結婚できないという言葉もあることを考えると、まだまだ祖母を喜ばせることはできないようだ・・・。
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