- 2005年10月15日 00:18
- 日々のこと
意味もなく、不安が襲った。
胸が痛くて痛くて、不安で。何故そうなるのかわからなかった
眉間が痛い。。
横になって目をつぶっていると、頭の中にいくつかの扉が浮かんできた。。
円形の部屋のなかに並ぶ、同じようなデザインの木製の扉。。
正面の扉を開けると、四角い白い部屋があった。
窓もないのに、日が差しているように明るく、白い壁や床が眩しかった。
なにもなくて、寂しげ。
けれど、中央に大きな木がたっていてとても気持ちがいい空間だった。
不思議なことに、大きくて葉っぱが生い茂り枝葉が広がっているその木は、その様子からはありえないことに、その木は"パキラ"だった。
何故か「あ、パキラだ。」と思ったのでパキラなのだ。
そのパキラの根元に、ヒザを抱えた女の子が泣いていた。
ノースリーブのワンピースを着ていた。
髪の毛が短くなったり長くなったり、体つきも幼くなったり大人っぽくなったり。
じーっとみつめていると、段々安定してきた。
同い年ぐらいの大人っぽい綺麗な長い髪をした女の子だった。
「どうして泣いているの」
きいても答えてくれない。
彼女が泣いているのはあたしのせいだと感じた。
背後にヒトの気配を感じて振り返ると、白い壁に背中を預けてたたずむ姿があった。
見知った顔。無表情で、私が見えていないようだった。
彼女は、ずっと泣いていて、顔をあげても無言だった。
ただ、悲しそうに背後にたった姿を見てから、私をみた。
ようやく、涙を流しながらも、彼女の唇がゆっくり動いた。
そこで集中力が途切れて、疲れて寝てしまいましたとさ。
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