- 2005年10月26日 23:23
- 映画
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ベルリン映画祭グランプリ、ゴールデン・グローブ賞、アカデミー主要4部門の賞と賞がすでに作品をあらわしているかもしれない。
父親と絶縁状態で家を出たチャーリー(トム・クルーズ)と、自閉症の兄レイモンド(ダスティン・ホフマン)の兄弟の物語。
兄の存在をまったく忘れていたチャーリーの元に父の訃報が届く。
破産寸前だったチャーリーは、父の遺産を目当てに実家へ戻るが、遺産は全て兄充てられていることを知って、ショックを受ける。
そして、チャーリーは産を我が物にするため、兄を施設から連れ出す。
けれど、その先にあるのは、遺産ではなくて、忘れていた兄弟愛。
驚くべきところは、主演男優賞を本作品で受賞したダスティンホフマンの演技力。
もともと、彼の演技力を私は溺愛しているけれど、この作品のポイントは、自閉症の大人を演じているというところ。
実際に、自閉症の人と会い、その様子をとことん勉強したらしい。
話し方、行動、癖。
癖だけでも、手の位置、目線、足踏み、、、、あげればきりが無い。
物語そのものも楽しめるのだけど、これぞダスティンホフマンと思わせる名演技を是非みてほしい作品です。
【データ】 映画/レインマン 映画作品情報 - cinemacafe.net
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